ホリデー車検はこんな思いから生まれた!20年を超えてなお息づく創業者の想い

2015年(平成27年)にホリデー車検は、フランチャイズチェーン展開を本格的にスタートしてから記念すべき20周年を迎えました。第1号店(現:桜川店)のオープンは1994年(平成6年)のこと。

 

自動車整備会社「双輪自動車株式会社」が短時間・立会型という当時の常識を覆すサービスを開発、商品化したのがその始まりです。

 

1995年(平成7年)にはあらたにフランチャイズ本部が設置され、翌1996年に現在の「株式会社ホリデー」が設立されました。この当時の加盟店は50店舗ほど。しかし翌年にはすでに倍の100店舗を突破しています。

 

1998年(平成10年)には研修センターを開設。ISO認証取得や合弁会社の設立などを経て、現在の加盟店は270店舗を数えています。

 

この優れた「ホリデー車検」を生み出したのが、当時27歳の若さで双輪自動車の経営を任された松川 陽氏でした。

 

2016年に代表取締役会長に就任するまでは代表取締役社長として全体を率いてきた松川氏ですが、「ホリデー車検」をめぐるさまざまな理念の根本に、松川氏が長年築いていきた想いが込められているのです。

受け継がれる創業理念。根本にあるのは「人」のありよう

その想いは「創業理念」としてすべての社員に受け継がれてきました。

 

まず挙げられているのが「チャレンジ精神(自動車整備業の新業態づくり)」。ユーザーベネフィットをとことん第一に考えたサービスを追及すことを宣言する一方で、車検業界をめぐる旧弊から脱却しその新業態の存在意義を確立することを目指しています。

 

ふたつめもまた人と人のつながりを重視した理念です。「感謝報恩の精神(自動車整備業の絆づくり)」として、さまざまな出会いに感謝しその絆を強めることを大切にしています。そこに広がる人の輪が結果として、喜びの輪を広げていくことになります。

 

「社会奉仕の精神(自動車整備業の人づくり)」は、ホリデー車検の意義を高める根源には人の力が欠かせないことを明確にしています。

 

仕事を通じて人が成長する会社こそが持続的に成長できる素晴らしい場であり、同時に仕事を通じて社会貢献することを忘れない人物になってほしい、という想いが込められています。

 

最後は「縁あってチェーンにかかわる全ての人を幸せにします」と謳う、「幸せづくりの精神(自動車整備業の幸せづくり)」です。フランチャイズ加盟店をはじめとする関係者のすべてに気配りを忘れず、関わる人々すべてがウインウインの関係を築くことに成長の鍵があることを主張しているのでした。

「車検の歴史を変えた男」を突き動かしたものとは

「車検の歴史を変えた男」として知られる松川氏ですが、一時は自動車整備業界や国土交通省など多くの業界関係者を敵に回してしまいました。

 

その理由は車検業界に根付いていた慣習に疑問を呈し、その「ルール」や「暗黙の了解」などのなれあいを排除し、改革しようしたからに他なりません。そこには「お客様から本当に信頼してもらえる業界にせなあかん!」という松川氏の確固とした哲学がありました。

 

ホリデー車検が始まる前を約20年ほど遡った1972年(昭和47年)に、松川氏は自動車整備会社「双輪自動車」の経営を任されました。当時からさまざまな考え方が革新的で、単なる整備や分解といった作業だけでは急速に拡大していくクルマ社会には対応できないと、車検という制度に目をつけます。

 

1974年(昭和49年)になると双輪自動車は、念願の指定自動車整備事業者の資格を取得します。松川氏いわく「日本一小さな車検屋」のスタートでした。一方で松川氏は当時の車検代行のシステムが割高感があり、効率的にも問題を抱えていることに気づきます。

 

不明確な手数料の内容をより明確化してユーザーを喜ばせるものはできないだろうか。たとえば価格は2万円以下で時間的にも1時間ほどで終わらせることができないだろうか。そんな発想から生まれたのが業界に先駆けた「立会い型短時間車検」でした。

業界を敵に回してもユーザーの信頼を勝ち取るために

土日ならユーザーも便利だから「ホリデー車検」、というアイデアはしかし当初は業界全体からの批判にさらされてしまいました。陸運局(国土交通省)は「業界が混乱する」として難色を示します。

 

作業内容に不備があるのではないかなど、違法性も含め徹底的な監査をおこなうことを告げ、松川氏の翻意を促してきました。

 

同じ整備業を営む業界団体とも激しい議論を交わすことになりました。定着した習慣を打破するにはシステムとしてのロジックだけでは足りません。

 

松川氏は車検がユーザーのためにあるものであり、ユーザーに信頼されることこそ業界の成功につながると主張し、ついには自分ひとりでサービスを始めることに踏み切るのでした。

 

業界の慣習からは離反していた「立会い型短時間車検」ですが、顧客からは大好評となります。立会い説明のわかりやすと安くて短時間だけれどしっかりとした点検・整備といったクオリティの高さは、実際にそのメリットを受けるユーザーの支持を集めていきます。

 

同時に国交省の監査も無事にクリアしたことで、さまざまな流れが変わり始めたのでした。

 

松川氏の大胆なアイデアが実現された背景には、1995年に施行された新しい道路運送車両法があったといいます。その規定では使用者の責任がより明確化されており、まずは検査で次に整備というこれまでとは違う流れが可能になったのです。

 

具体的にはたとえば車内清掃や、特別交換部品の交換といった「急ぐ必要がない作業」を省き、必要最小限の整備をすることができます。その結果として作業時間は大幅に短縮され、さまざまな意味で効率化が図られることになりました。その新しさはやがて同業者たちの間でも評判となり、加盟店もどんどん増えていったのでした。

「人を、業界を、そして社会を変えていく力」

松川氏はコーポレートサイトの「代表挨拶」の中で、昭和の時代に活躍した陽明学者・思想家の安岡正篤氏の言葉を、自らの行動を支えてくれる「人を、業界を、そして社会を変えていく力」として紹介しています。

 

「一燈照隅 万燈照国(いっとうしょうぐう ばんとうしょうこう)」というその言葉には、「一つの灯りは、わずかな片隅を照らすに過ぎない。しかし、小さな灯火も数多く集まれば、国全体を明るく照らすことができる。

 

一人ひとりが、社会の片隅をしっかりと照らすことが、社会全体を良くしていく大きな力になる」という意味がある、と松川氏は紹介しています。

 

常にユーザーの視点に立ち品質の高い技術と心をこめたサービスの提供を目指すホリデー車検は、スタッフ一人ひとりが自分に与えられた仕事をやりきることを求めています。

 

安岡正篤氏の言葉を借りるならそれが「自分の周囲を明るく照らす」ことにつながり、やがてより広い「地域」を照らす不可欠な存在となり、さらには全国各地の加盟店が社会全体を良くする、ということなのです。

ホリデーが目指す頂点に向けた「4つの戦略」

「社会にとってかけがえのない企業になる」という理想を実現するために、株式会社ホリデーは「個客本位」「独自能力」「社員重視」「社会調和」という4つの戦略を掲げています。そこで謳われているのは究極のサービスを提供するために「トータルカーライフサービス業」を目指した進化の方向性です。

 

環境への配慮も忘れていません。本当に社会に必要とされる企業とはなにか、を考え続ける松川氏の想いは、時を経るに連れてますますその理想が高く大きく広がっていくのでした。

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