ホリデー板金とホリデー・クイックリペア

最終更新日:2024年04月03日

事故や不注意のほかいたずらなどによって傷がついてしまったり凹んでしまったりした自動車の外装パーツを、修理して元どおりにする作業を総称して「鈑金」あるいは「板金」と言います。

 

鈑と板でニュアンス的には微妙に異なりますが、本来は鈑金が正解だと考えられています。

 

鈑金は多くのケースで塗装という作業を必要とします。それはクルマの外装パーツに傷がついてしまった場合はおおむね、まず塗装部分が傷んでいることが多いからです。

 

そのため一般的には「鈑金塗装」と同じ意味でとらえても、間違いではありません。

「鈑金」作業を頼めるところはどこ?

鈑金や塗装という作業は本来とても専門性が強い職人的な仕事でした。

 

いわゆる自動車整備業がクルマの機能的な部分の不具合を解析し、本来の性能を発揮できる表に整える「内科」的な作業だとすれば、鈑金塗装は傷や凹みなど変形してしまったものを修正する「外科」的な作業にたとえられることがあります。

 

つまりどちらもその道を究めた「専門医」がいるワケです。

 

そうした職人の頂点に立つのが鈑金専門の工場です。

 

規模的には大小さまざまですが鈑金作業や塗装作業を行うための専門工具と機械が揃い、知識や経験を積み重ねてきたプロ中のプロと言っていいでしょう。

 

極端に言えば彼らに直せない傷はありません。「レストア」と呼ばれるクルマの再生作業ではボロボロにサビ落ちたフレームですら元どおりに近いクオリティに復活させてしまうこともやってのけます。

 

ただしその道を究めた人との付き合いはそれなりに覚悟がいるものでもあります。

 

いわゆる「職人肌」はなじめば最高ですが、なかなかとっつきにくいことも事実です。さらに時間もお金もある意味「そこまでしなくてもいいのに」と思えるほど、想定外にかさんでしまう可能性があります。

 

そうした職人のハードルを一気に下げたのが、全国展開しているケースも多い、いわゆる「簡易鈑金」と呼ばれる業態です。

 

取り扱うケースはちょっとしたすり傷やえくぼと呼ばれる凹みなど。

 

塗装面に大きな傷がついていないことが条件とされる場合もあります。

 

この簡易鈑金では専門の研修を受けたスタッフが専用ツールを使うことで短時間にかつ低料金での補修作業を実現しました。

 

ある意味で工具も含めたノウハウがビジネスモデルの基本で、なかには個人でも営業できるシステムが整えられています。

 

ただし簡易鈑金は傷の程度によっては受けてもらえないこともあります。たとえば1枚のドア表面に複数の傷がついている時などには、傷の数だけ料金が発生します。

 

結果的にふつうに鈑金塗装を行ったほうが安くつくケースもありえます。

 

仕上がり具合についても、作業者の熟練度で大きく違ってくることが少なくないようです。

 

コストや時間そして仕上がりへのこだわりなどなど、専門工場にも簡易鈑金にも、それぞれに長所短所があることは確かです。しかしそれらのいいとこどりができるのが、「ホリデー鈑金」のシステムです。

ホリデー鈑金は「早い」「安い」しかも「安心」

手のひらサイズの傷から専門工場に頼まざるをえない激しい損傷まで、どんな傷にもスピーディに対応してくれる「早さ」は、ホリデー鈑金の特徴のひとつ。

 

小さなものなら60分ほどから、すっきり美しく仕上げてくれます。

 

ユーザーが嬉しい第二のポイントは、比較的安めの簡易鈑金に匹敵する「9800円から」というお手頃プライスです。

 

鈑金塗装の方法にはさまざまな種類がありますが、作業者がただ押し付けるのではなく常にユーザーとコンセンサスを取り合いながら、理想の提案を勧めてくれます。

 

その「理想」をかなえてくれるシステムのひとつが、「ホリデー車検」でもおなじみの「立会い」による説明です。

 

まず作業前に実際の傷を見ながら専門スタッフが必要な作業工程と見積もりを提示してくれます。ユーザーはまず自分が求めるレベルに必要十分な作業をお願いすることができます。

 

作業が終わった後はふたたび立会いによってできばえをチェック。ユーザーの安心感と満足感をさらに高めてくれます。

 

この立会いのメリットは実はより重大な損傷を鈑金修理するケースで、さらに大きくなってきます。

激しい損傷や凹みにも、職人技で対応

簡易鈑金ではもはやたちうちできない広範囲の傷、深い傷、激しい凹み、歪みなども、「ホリデー鈑金」ならプロフェッショナルらしい機材やテクニックを駆使してしっかり元の状態に近いところまで修復してくれます。

 

激しく凹んでしまった部位はまずプロユースの特殊な機器を使って元の形状に近いところまで復元していきます。その上でパテを使ってより精密に形を成型しながら「もっと元どおり」へと仕上げていきます。

 

より深刻な例としてはクルマの骨格である「フレーム」がゆがんでしまった時などにも、フレーム修正機を使って適正な形状へと整形することができます。

 

もちろんパーツを交換したほうがベターな場合には、理由をわかりやすく説明しながら適切な対応を提案、ユーザーにとって最良の選択を勧めてくれます。

塗装作業も一流の仕上がり

オートバックスやイエローハットといった自動車用品の量販店や、ホームセンターに行くと、DIYで塗装面を補修するキットが何種類も販売されています。

 

そのため塗装そのものはとても簡単で自分でも手軽にできる、と思いがち。けれど実際にはパッケージどおりの「まるで新車の輝き!」に仕上げるには、それこそ職人的な鍛錬が必要になります。

 

なにしろ本来の塗装作業にはいくつもの工程が複雑に絡み合っています。

 

大ざっぱにあげるだけでも本気できれいに仕上げようと思うなら、下地処理(傷のザラザラを研磨)、洗浄(塗装面の汚れ落とし)、脱脂(塗料のノリを阻害する脂分を除去)、下塗り(ベース塗装)、乾燥、研磨(ベース塗装の表面を整える)、本塗り、乾燥、研磨、クリア塗装(ツヤ出しと塗装面を保護)、乾燥、研磨仕上げ、と気の遠くなるような作業を繰り返さなければなりません。

 

しかも自然乾燥では塗料が固着するまでに時間がかかるので、作業時間そのものも長くなります。

 

それだけ熱心に処理しても塗装した色味が違っていたり、塗りむらや研磨の不足、あるいは磨きすぎによる塗装面の荒れなど、満足の行くレベルに到達することはかなり難しいでしょう。

 

そういう意味でも「ホリデー鈑金」の塗装工程なら、任せて安心かつお得な気分に浸れるハズです。

 

作業はもちろん研鑽を積んだプロが行ってくれます。

 

そのうえ塗装の大敵とも言えるホコリがつきにくい「塗装ブース」を使い、乾燥も新車と同等の硬度を実現した専用ヒーターで行うなど、専門家ならではのアイテムを駆使して時間的にも短縮してくれます。

 

熟達した職人でも難しいと言われる色合わせに関しても、一流メーカーの塗料を使いながら丁寧に対応してくれるので、まさに「元どおり」が期待できるのです。

さらにお手軽クイックリペアをご紹介

「ホリデー鈑金」のさらなるお手軽バージョンが「ホリデークイックリペア」です。小さなキズや凹みなら9000円代からという価格設定や、45分からのスピード仕上げなどお気軽感では簡易鈑金に近いイメージがあります。

 

けれど「ホリデークイックリペア」は大きなキズにも対応してくれるほか、まずは加盟店で補修箇所の状態を確認してから作業を行う日取りを決めるわかりやすいシステム。

 

このときユーザーの愛車のボディカラーに合わせて、専用のカラー塗料を用意してくれるこだわりぶりも、嬉しいポイントです。

 

サンプルで仕上がりイメージを確認できるほか補修作業をおこなう日は完全予約制で待ちくたびれることもなく、信頼感や安心感も含めて高いコストパフォーマンスが魅力なのです。